Twitter(ツイッター)で、より多くの人に自身の投稿を見てもらう方法はいくつかありますが、ハッシュタグもその一つです。特にビジネスでツイッターを運用する企業や店舗にとってハッシュタグの活用は、認知拡大や販促につながる可能性もあるため、効果的に活用すると良いでしょう。
本記事では、ツイッターにおけるハッシュタグの基本的な使い方や注意点についてお伝えします。企業や店舗のSNS担当者の方はぜひ、参考にしてください。

Twitterのハッシュタグとは
ツイッターにおけるハッシュタグとは、「#(ハッシュマーク)」の後にそのキーワードを記載したものです。
ハッシュタグをタップ・クリックしたり、ハッシュタグをツイッター内で検索すると、同じハッシュタグを付けた投稿が一覧で表示されます。そのため、ハッシュタグ経由でユーザーに投稿を見つけてもらいやすくなるのが特徴です。
また、ハッシュタグの中でもリアルタイムで人気のあるものはトレンドトピックとして表示されるので、こうした流行りのハッシュタグを使えば、より多くのユーザーに投稿を見つけてもらえる可能性も高まります。
Twitterにおけるハッシュタグの使い方

ツイッターでハッシュタグを使う方法は簡単で、投稿の中で特に強調したいキーワード、内容を端的に表すキーワードなどを、「#」の後につなげて記載するだけです。
たとえば、菓子メーカーのアカウントで、新商品発売のニュースを投稿する際、その「商品名」「種類(チョコグミなど)」を「#」の後につなげて記載します。ほかにも、地方にある企業や飲食店などが投稿する場合、企業・店舗がある「地域や地名」をハッシュタグとしてもよいでしょう。
ハッシュタグは投稿のどこに記載しなくてはならないといったルールはありません。投稿の最後に記載するのが一般的ですが、内容によっては文頭や文中に記載した投稿も見受けられます。
企業がTwitterのハッシュタグを利用するメリット
ハッシュタグを利用したツイッターの投稿には、企業にさまざまなメリットをもたらします。以下3点は、その代表的なメリットです。
フォロワー以外にも投稿を見てもらいやすい
ツイッターでは、基本的には自分がフォローしたユーザーの投稿を閲覧します。そのため、フォローされていないユーザーに自身の投稿を見てもらうのは簡単ではありません。しかし、ハッシュタグを使えばフォロワー以外にも見てもらう可能性が高まります。
実際、Twitter社のブログでは、ハッシュタグを使用した投稿はハッシュタグのない投稿に比べ、企業の場合は閲覧される確率が1.5倍も高まるとしています。
参照:Twitter Blog「Best practices for journalists」
また、前述したようにリアルタイムで人気のあるハッシュタグはトレンドトピックに表示されるため、トレンドトピック経由で見てもらえる可能性も高まるでしょう。
オリジナルのハッシュタグでPRできる
ハッシュタグは基本的には、投稿内容に即したキーワードを使って作成します。ただ企業の場合であれば、すべての投稿に「企業名」や「商品名」などを使ってオリジナルのハッシュタグを作成するのも一つの方法です。
もちろん単発の利用であればそれほど効果はありませんが、継続して利用しているうちにユーザーの記憶に残るようになり、企業名や商品名の認知度向上のメリットがあります。
ハッシュタグは投稿時にリンクがつき文字が青色になるため、目につきやすくなります。加えて常に同じハッシュタグを継続していれば、認知向上にも大きく貢献するでしょう。
キャンペーンで活用できる
通常、ハッシュタグは自身が自身の投稿に記載するものです。しかし、ツイッター上でキャンペーンを行い、参加資格の一つとして指定したハッシュタグを記載した投稿をしてもらえば、一気にハッシュタグが拡散されます。
たとえば、自社のフォロワーが100人いたとして、そのうち10人がキャンペーンに参加してハッシュタグを記載した投稿をすれば、その10人のフォロワーに一気に拡散されます。
仮に参加した10人にもそれぞれ100人のフォロワーがいたとすると、ハッシュタグが伝わる可能性がある人数は1,000人で、これだけでも10倍です。実際にはその投稿を見たユーザーがさらにキャンペーンに参加する可能性もあるため、キャンペーンの開催により一気に認知度向上が期待できるでしょう。
Twitterでハッシュタグを付ける際のポイント
ツイッターでハッシュタグを使い、成果を上げるためのポイントはいくつかありますが、中でも重要なのは、投稿内容と関連性の低いハッシュタグを避ける点です。
例えば、トレンドに上がっているハッシュタグを使うと投稿が見られやすいからと、関連のないハッシュタグを使いたくなる場合があるかもしれません。
しかし、ハッシュタグをタップ・クリックしたり検索したりするユーザーは、キーワードと関連した投稿を一覧で見ることを目的にしています。そのため、ハッシュタグを使って関連性のない投稿をすると、タイムラインの一貫性が乱れるため嫌われるリスクがあります。
自社の投稿と関連性が高い適切なハッシュタグを選び、使用しましょう。
ハッシュタグ利用時の注意点
ハッシュタグの作成や使用にはいくつかのルールがあります。ルールを守らないとハッシュタグとして機能しない場合もあるので注意が必要です。ここでは作成・使用に関するルールを紹介します。
#は半角で使う
ハッシュタグの先頭に付ける「#」は必ず半角にしなければいけません。全角で「#」と記載するとハッシュタグとして認識されず、リンクもつかないので注意が必要です。
また、ハッシュ記号と間違えやすいものとして、「♯(シャープ記号)」があります。当然ながら「♯」を使ってもハッシュタグにはならないので注意してください。
前後にスペースを入れて区切る
1回の投稿でハッシュタグを複数使う場合、「#〇〇#□□」といった形でスペースを空けず続けて記載するとハッシュタグとして認識されません。また、文中でハッシュタグを使う場合でも、「〇〇です。#〇〇□□は」と前後にスペースが入っていないと通常のテキストとして認識されてしまいます。
複数のハッシュタグを使う場合は、「#〇〇 #□□」。文中で使う場合は、「〇〇です。 #〇〇 □□は」というように、前後にスペースを入れなければいけません。
逆に、「#〇 〇」のようにハッシュタグの途中でスペースを入れると、後半部分はハッシュタグではなく、通常のテキストとして認識されるので注意が必要です。
句読点や記号は利用できないことがある
「#〇、〇」や「#〇。〇」のようにハッシュタグの途中で句読点を入れると、句読点以降はハッシュタグとして認識されない場合があります。
また、「!」「?」「&」などの記号を入れても、その記号以降のハッシュタグが切れてしまう場合があるので句読点や記号は使わないようにしましょう。
数字のみのでは反映されない
数字のみのハッシュタグはハッシュタグとして認識されません。たとえば、創業100周年を知らせるハッシュタグを作成したい場合は、「#100」ではなく、「#100周年」「#百年」などと記載する必要があります。
大量に付けすぎない
ツイッターでのハッシュタグは、文字数上限の140文字以内に収まっていれば、いくつ付けてもルール違反にはなりません。ただし、特に企業が運用するアカウントでは、ハッシュタグを付けすぎると宣伝ばかりするアカウントだと思われてしまうデメリットがあります。
また、ハッシュタグが大量に付いた投稿は単純に読みにくいというデメリットもあるため、ツイッターが推奨する1回の投稿で2個以内に収めるのがよいでしょう。
Twitterでハッシュタグを有効活用しよう

ハッシュタグとは、投稿の内容に即したキーワードの先頭に「#」を付けたものを指します。企業のツイッター運用において、認知度向上や販促効果を高める方法として、ハッシュタグは非常に有効な手段です。
ただし、ハッシュタグにはいくつかのルールがあるため、しっかりと把握した上で使わないと効果が出ないばかりか、そもそもハッシュタグとして機能しない場合もあります。ハッシュタグを使って成果を上げるには、ユーザーに見やすく、見つけやすいようにする工夫が重要です。ルールを把握し、有効的に活用していきましょう。










