プライベートはもちろん、企業アカウントでTwitter(ツイッター)運用をしていて、もっとも困るのはアカウントが凍結されてしまうでしょう。認知拡大、販促などさまざまな効果を持つツールが使えなくなるのは大きな問題ですが、同時に企業の信用を失ってしまう可能性も考えられます。
本記事では、ツイッターのアカウント凍結とはどのような措置か、その概要から凍結されてしまう理由、解除するための方法などについて解説します。企業でSNS担当をされている方はぜひ、参考にしてください。

Twitterのアカウント凍結とは
ツイッターアカウントの凍結とは、基本的にツイッターのルールを守れていないアカウントに下される処置のことで、凍結されるとアカウントを利用できなくなります。
ただし、いきなり凍結になるケースは少なく、まずは利用制限がかかり、アカウントが閲覧専用になるのが一般的です。このような利用制限は、制限期間が過ぎると解除される仕組みになっています。
また、場合によってはアカウントがロックされ、その次の段階として凍結されることもあります。ここでは、ロックと凍結の違い、そして凍結の次の段階である永久凍結について解説します。
ロック

アカウントをロックされたユーザーは、自身のアカウントにログインができなくなります。ログインをしようとすると、「このアカウントはロックされています」と表示され、当然ツイートや「いいね」、フォロー、リツイートはできません。
ロックは、ルール違反に対する処置としては凍結よりも軽い警告の段階です。そのため、アカウントを使用できませんが、これまでフォローしたユーザー、フォローされたユーザーが消えてしまうケースは基本的にありません。
ロックされた段階で一旦はフォロー数、フォロワー数がゼロになりますが、多くの場合、解除されれば元に戻ります。、ほとんどの場合、メールアドレスや電話認証などで本人確認をしたり、規約違反のツイートを削除したりすることで解除されます。
凍結

ロックされた状態のまま放置していると、次に行われるのがアカウントの凍結です。ロックされた状態ではアカウントにログインできませんが、凍結になるとログインができるようになります。
ただし、ツイートや「いいね」、フォロー、リツイートができないのはロック状態のときと同じです。また、フォロー数、フォロワー数もゼロのままで、解除されれば元に戻るのもロックと変わりません。
ロック、凍結ともにほかのユーザーから検索ができなくなり、これまでのツイートも閲覧できなくなります。ここまで見ると、ロックのほうがログインできない分、処分が重いように感じるかもしれません。
凍結されてしまうと、基本的にツイッターに対して異議申し立てを行わないと解除はされません。
永久凍結

永久凍結は、ツイッターの中でもっとも厳しいもので、凍結されても放置しているもしくは凍結を解除されてもまた同じ規約違反を繰り返すといった際の対応です。
永久凍結されてしまうと、アカウントは一切操作できなくなる上、新しいアカウントの作成もできません。場合によっては、永久凍結された状態でも異議申し立てを行うことは可能ですが、解除される可能性は限りなく低くなります。
Twitterアカウントが凍結される主な理由

ツイッターのアカウントが凍結されてしまうケースとして、主に以下7つの理由が考えられます。
スパム行為をしていると判断された
大量のアカウントを同時に作成したり、過剰な「いいね」、フォローをしたりするとスパム行為と見なされ凍結される場合があります。
また、同一内容のツイートを繰り返し行う、同一内容のDM(ダイレクトメッセージ)を大量に送信するといった行為もスパムと見なされる可能性があります。
スパムは基本的には意図的に行っている行為です。ただし、企業アカウントの場合、キャンペーンで当選のお知らせを大量にDMで送るとスパムと見なされる場合もあるので注意が必要でしょう。
アカウント乗っ取り・ハッキングの被害に遭っている
アカウントの凍結は、必ずしもユーザーの規約違反によるものばかりではありません。たとえば、自身のアカウントが悪意を持ったほかのユーザーに乗っ取られてしまう、ハッキングの被害に遭っているといった場合も凍結される場合があります。
乗っ取りやハッキング被害による凍結は、悪意を持ったユーザーが乗っ取ったアカウントで悪質な行為を行うリスクを低減するための処置です。そのため、アカウントのセキュリティが確保され元のユーザーの管理下に戻れば、ほとんどの場合、凍結は解除されます。
ユーザーに攻撃的なツイートや行動をした
特定もしくは不特定のユーザーに対する攻撃的なツイートや行動も凍結の大きな理由です。具体的にはユーザーに対する誹謗中傷や脅迫、いやがらせなどが該当します。
また、人種差別的な内容のツイートも攻撃的だと判断され、凍結されてしまう可能性は高いといえるでしょう。他にも、なりすましによるツイートも凍結対象の一つとなります。
基本的に誹謗中傷や脅迫は、ツイッターの規約違反であるだけではなく犯罪行為です。そのため、これらの行為によって凍結された場合、異議申し立てを行っても解除される可能性は低く、永久凍結になる可能性も高いと考えられます。
基本的なTwitterルールに反している
ツイッターを運用するには、ツイッターが示すルールを守る必要があります。ルールを守らず他のユーザーの迷惑行為になるツイートや行動をすれば、当然、凍結されてしまうでしょう。
具体的には、暴力やテロ行為の賛美、助長、児童の性的搾取、成人向けコンテンツ、他ユーザーの個人情報公開、著作権や商標の侵害などに係るツイートはルール違反です。
参照:Twitterヘルプセンター「Twitterルール」
生年月日が13歳未満として設定している
ツイッターの規約ではツイッターのアカウントを取得できるのは、13歳以上となっています。基本的に、企業アカウントの運営担当者が13歳以下であることは考えにくく、問題はないと思われるかもしれません。しかし、むしろ企業アカウントのほうがこの規約に違反してしまう可能性があります。
企業アカウントが生年月日の規約に違反してしまう理由は、運用担当者ではなく、会社の創業記念日を生年月日として登録する可能性があるからです。
創業13年以上であれば問題ありませんが、スタートアップ企業や創業して間もない企業がこの規約を知らずに創業年月日を生年月日とすると凍結されるリスクがあります。
また、企業のキャラクターがツイートするといった形で運用する場合も、キャラクターの年齢設定が子供の場合、13歳以下にしてしまう可能性があるので注意が必要です。
新型コロナウイルスについて誤解を招く情報を発信した
ツイッターは、2021年12月より新型コロナウイルスに関する誤解を招く情報について、新たな規制を行っています。具体的には、新型コロナウイルスに関して、次のようなツイートが対象です。
- 明確な言い回しで真実が定かではない情報を事実であると主張している
- 広く入手できる信頼に値する情報源によれば、明らかに誤っているもしくは誤解を招くような表現をしている
- 公共の安全に悪影響を及ぼす、深刻な健康被害をもたらす可能性が高い
これらのツイートをした場合、ツイッターは削除要請を行うか、ストライク制による対応を行っています。ストライク制とは、新型コロナウイルスに関するツイッターのポリシーに反する行為が累積で5回に達すると、そのアカウントを永久凍結する措置です。
参照:Twitterヘルプセンター「COVID-19について誤解を招く情報に関するポリシー」
他のSNSへの誘導など、新しい規約に反している
近年、ツイッターはこれまでにはなかった新たな規約が生まれたかと思えば撤回されるといったケースが増えています。
たとえば、2022年12月18日に「プロモーションを目的としたTwitter以外のSNSのリンクを投稿することを禁止する」としました。しかし、翌19日には撤回し、現在ではこの規約はなくなっています。
この件に関してはわずか1日だけだったため、規約違反になるユーザーもいなかったかもしれません。しかし、今後また新しい規約が生まれる可能性は十分に考えられます。
そのため、ツイッターの動向は常にチェックしていないと気付かない間に規約違反をしている可能性も少なくありません。
Twitterにおけるアカウント凍結の解除方法

もしアカウントが凍結されてしまった場合、解除する方法は自分で行うケースと異議申し立てをするケースの大きく2つです。ここではそれぞれの解除方法について解説します。
自分で解除できるケース
自分で凍結を解除できるケースは、アカウントの乗っ取りやハッキングの被害に遭っている可能性がある場合です。
この場合、ツイッターにログインしようとすると、「セキュリティ上の理由によりアカウントがロックされている」とのメッセ―ジが表示されるので、次の手順で解除を進めます。
アカウントにアクセスしてログインするかアプリを開き、パスワードの変更をしてアクセスを復活させると、その後の行動についてメッセージが表示されるのでそれに従います。
また、アカウントにメールアドレスを登録している場合は、対応方法についての指示が記載されたメールが届くので、その指示に従って解除を行います。
もし、アカウントにアクセスできずログインもできない場合は、ヘルプセンターからツイッターに問い合わせを行ってください。
アカウント認証を行う方法
ツイッターの規則違反があった場合でも1回目の凍結であれば、多くの場合、電話かメールでアカウント認証を行えば凍結は解除されます。
具体的な方法は次のとおりです(なお、アカウントにログインできない場合は、自分で解除できるケースと同様に、ヘルプセンターで問い合わせをしてください)。
- アカウントにログインし、アカウントがロックされていることを知らせるメッセージを見つける(メールアドレスを登録している場合はメールが来ているかどうかも確認する)
- 「開始」を選択して、電話番号を入力もしくは「メールを送信」を選択。認証コードがメールかショートメールもしくは電話で音声通知されるのでメモをする
- 認証コードを入力し、電話の場合は「送信」、メールの場合は「認証する」をクリックもしくはタップして解除します。
異議申し立てが必要なケース

凍結の解除に異議申し立てが必要となるケースは、凍結を解除したにも関わらずツイッターの規約違反を繰り返した場合がほとんどです。
ただし、ツイッターの手違いで凍結される可能性もあるため、自身では規約違反をしていないのに凍結されて解除ができない場合は、ツイッターに対して異議申し立てを行い、凍結の解除を求めなければなりません。
異議申し立てを行う方法
異議申し立ては、ツイッターのヘルプセンターにある異議申し立て用のページから行います。凍結されたアカウントにログインしていることが条件ですが、ログインできない場合は、パスワードの変更もしくはログインに関するヘルプを確認します。
入力する内容は、氏名・メールアドレス・ツイッターのユーザー名のほか、問題が発生した場所と異議の内容です。これらをすべて入力したら、送信してツイッター側からの回答を待ちます。
通常、2~3日で返信がきて問題がなければ凍結は解除されますが、100%解除されるとは限りません。異議申し立てを行っても解除されない場合は、そのまま凍結が継続されます。
継続期間中にツイッター側から何かしらの連絡がある場合もあるので、見落とさないようにすることが重要です。
異議申し立ての例文
ここで、実際に異議申し立てを行う場合に記載する意義の例文を紹介します。自身で作成する際の参考にしてください。
セキュリティ不備が原因と思われる場合の例文
私のツイッターアカウントが凍結されていることに関しまして、解除依頼の連絡をいたします。
今回、凍結されてしまった原因としましては、本来登録すべき電話番号(メールアドレス)が未登録であり、セキュリティに不備があったからであると認識しています。
凍結を解除いただけましたら、すぐに登録し、同時にほかにもセキュリティに不備がないかどうかを確認、セキュリティ強化に努めて参りますので、凍結の解除をどうぞよろしくお願いいたします。
ポリシー違反が原因と考えられる場合の例文
私のツイッターアカウントが凍結されていることに関しまして、解除依頼の連絡をいたします。
今回、ご指摘いただきました〇月〇日のツイート(URLも記載)が御社のポリシー違反だということですが、私は他ユーザー様を誹謗中傷しようという意図は一切ございません。ただ、読み方によっては誤解を招いてしまう可能性があることも現在では理解しております。
その上で、ポリシー違反であるとおっしゃるのであれば、当該のツイートは直ちに削除する所存ですので、凍結の解除をどうぞよろしくお願いいたします。
凍結に心当たりがない場合の例文
私のツイッターアカウントが凍結されていることに関しまして、解除依頼の連絡をいたします。
今回、突然のツイッターアカウント凍結ということで、改めてルールの確認もしましたが、どうしても凍結された原因が見当たりません。不正行為は一切行っていないと自負しております。そこで、凍結の解除をお願いいたします。
また、もし凍結に至る理由があるのであれば、ご教示いただければすぐに改善をしていきたいと考えておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
凍結されたアカウントを削除する方法
アカウントが凍結されたまま解除されないため、止むを得ずアカウントを削除する場合の方法について解説します。
Twitterアカウントにログインできる場合
ツイッターアカウントにログインできる場合は、通常の手続きでアカウントの削除が可能です。パソコンの場合は、メニューの「もっと見る」から「設定とサポート」、スマホアプリの場合は、「設定とサポート」からアカウントの「アカウント削除」を選択して削除を実行します。
アカウント削除の手続きを行うと、30日間はアカウント停止の状態となります。アカウント停止中は、再びログインすれば簡単に復旧が可能ですが、30日間ログインしなければ完全に削除が完了します。
Twitterアカウントにログインできない場合
凍結されていて尚且つツイッターアカウントにログインできない場合は、ヘルプセンターの「アカウントにアクセスする際に問題が生じている」から削除依頼が可能です。
アカウントに関する問題についてのプルダウンから「アカウントを削除または解約したい」を選択した上で手続きを行います。
Twitterアカウント凍結の再発を防ぐための対策

ツイッターアカウントが凍結された場合の対応について解説してきましたが、もっとも重要なポイントは、二度と凍結されないようにすることです。ここでは、特に注意したい3点について解説します。
Twitterのルールを遵守して運用する
アカウントが凍結する原因の多くは、ツイッターのルール違反です。そのため、ツイッターのルールは必ず遵守するように気をつけなくてはなりません。
特に近年は、頻繁に新しいルールが生まれては撤回されるケースもあるため、知らない間にルール違反をしてしまう場合もあり得ます。
定期的にルールの見直しを行い、自身の運用方法に違反がないかどうかの確認をするようにしましょう。
アカウントのセキュリティを高める
自身はルールをしっかりと守っていても、アカウントの乗っ取りやハッキング被害に遭えば悪意を持って利用されてしまい、凍結されるリスクがあります。
このような事態を避けるには、メールアドレスだけではなく必ず電話番号も登録する、二段階認証を導入するなど、アカウントのセキュリティを高めることが重要です。
凍結しにくいフォロワー増加ツールを利用する
フォロワー増加ツールとは、自動で「いいね」やフォローをすることで効率的にフォロワーを増やせるツールです。ただ、ツールの種類によっては短期間で無造作に「いいね」やフォローを繰り返してしまい、スパム行為と判断される場合があります。
フォロワー増加ツールを利用する際は、凍結されにくいフォロワー増加ツールを使うことが大事なポイントとなります。そこでおすすめのフォロワー増加ツールが、Autolikesです。
Autolikesは、人が操作しているような自然な方法でAIが「いいね」やフォローを自動化するため、スパムと判断されるリスクがほとんどありません。
また、無造作に大量の「いいね」、フォローをするツールとは異なり、自身が設定したフォロワーになって欲しいユーザーに限定して「いいね」やフォローをするため、凍結を恐れず効率的にフォロワー増加が期待できます。
Twitterのアカウント凍結対策をしよう

SNSの中でも人気が高く、多くの企業がビジネス目的で利用するツイッター。認知拡大や顧客とのコミュニケーション、販促などさまざまなメリットが得られます。しかし、適切な使い方をしないとアカウントが凍結され、利用できなくなるかもしれません。
また、適切に運用していたとしても、ツイッター側の間違いで凍結されてしまうケースもあります。どちらにしても、凍結されれば企業の信用問題につながるリスクもあるため、凍結された場合は、早急に解除を行うもしくは異議申し立てを行いましょう。
そして適切に運用しながら、フォロワーを効率的に増加させたい場合におすすめのツールがAutolikesです。ターゲットに設定したユーザーのみを対象にできる上、AIにより人が操作しているような自然な「いいね」、フォローができ、さらにフォローの速度調節が可能です。そのため、凍結の心配なく安心して効率的なフォロワー獲得を実現します。アカウント凍結のリスクを減らしつつ、効率的な運用を検討されている際は、ぜひお気軽にお試しください。
なんか、凍結中と表示されたり永久凍結されていますと出るんですがどちらの情報ですかね
現在はどちらの表示になっていますか?現在表示されている表示のステータスが正しい状態かと思います。