インスタグラムのベストな投稿頻度は?フォロワーを増やすためのコツも解説!

Instagram(インスタグラム)のフォロワーを増やしたいなら、投稿内容だけでなく「投稿頻度」も意識することが大切です。実際にインスタグラムの運用を始めてみたものの、「どのくらいの頻度で投稿したらいいのかわからない」と悩んでいる担当者の方もいるでしょう。

本記事では、インスタグラムのベストな投稿頻度について解説します。フォロワーを増やすコツやおすすめの機能・施策も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

インスタグラムのベストな投稿頻度は?

はじめに、インスタグラムのベストな投稿頻度とベストな投稿頻度を保つために役立つ「予約投稿」について解説します。

最低でも2〜3日に1回の投稿を目安にする

インスタグラムでフォロワーを獲得するには、最低でも2〜3日に1回の投稿を目指しましょう。「絶対に毎日投稿しなければならない」というわけではありません。投稿の間隔を少し空けることで、コンテンツ作りやネタ探しに時間をかけられます。

ただし、1~2週間に1回など期間を空けすぎると「あまり更新していないアカウント」「放置アカウント」と思われてしまうので注意してください。

難しい場合は予約投稿を使う手も

他の業務に取り組みながらインスタグラム運用を担当している人は、2〜3日に1回の投稿は難しいケースもあるでしょう。コンスタントな投稿が難しい場合は、予約投稿の活用がおすすめです。時間に余裕があるときにまとめて投稿を作っておいて、投稿日時を指定しておけば、忙しい時期でも投稿を途切れさせる心配がありません。

インスタグラムで予約投稿を行うためには、公式ツール「クリエイタースタジオ」を利用する必要があります。クリエイタースタジオでは、最大75日後の投稿日時を指定できます。
公式ツール以外に、外部ツールを使ってパソコンから予約投稿をすることも可能です。

インスタグラムにおける投稿でフォロワーを増やすために知っておきたい前提知識

インスタグラムのベストな投稿頻度が理解できたところで、ここからはフォロワーを増やすための投稿のコツなどを解説していきます。

まずは、インスタグラムの仕組み(アルゴリズム)やチェックすべき指標など知っておきたい前提知識を解説するので、確認しておきましょう。

インスタグラムのアルゴリズム

インスタグラムには、フィードや発見タブなどに表示する投稿の順序を決める仕組み(アルゴリズム)があります。以前は投稿日時順に表示されていましたが、現在は単純な時系列ではなくユーザーの関心度などに合わせてパーソナライズされています。

つまり、「戦略を立てずにただ投稿しているだけではフォロワーが増えない」ということです。アルゴリズムを理解し、自社の投稿をフィードや発見タブのなるべく上部に表示するための工夫が求められます。

インスタグラムのアルゴリズムは定期的にアップデートされるため、インスタグラム公式ブログなど最新の公式情報をチェックしておきましょう。

ホーム率

ホーム率とは、フィードからのインプレッション数(表示回数)をフォロワー数で割って算出した値のことです。ホーム率をチェックすると、その投稿がどのくらいのフォロワーのフィードに表示されたのかがわかります。

ホーム率の高い投稿はフォロワーからのいいねなどの反応によって拡散が期待でき、発見タブなどの上部に表示される可能性も高まるため、フォロワーを増やすためにはホーム率をアップさせると効果的です。

エンゲージメント率

いいねやコメントといったユーザーからのアクションのことをエンゲージメントといい、エンゲージメント率が高いほどユーザーと親密な関係が築けていると判断できます。エンゲージメント率を高めると「ユーザーにとって質の高い投稿」だと見なされ、発見タブやハッシュタグ検索でレコメンドされやすくなります。

フォロワー以外のユーザーにリーチするためには、既存のフォロワーに有益な投稿を届け、エンゲージメント率を向上させることも重要です。

インスタグラムでフォロワーを増やすための投稿のコツ

インスタグラムでフォロワーを増やすためには投稿頻度も大切ですが、前提として投稿内容が魅力的であることと、より多くのユーザーに投稿を見てもらうための工夫が必要です。

ここでは、インスタグラムに投稿するときに押さえておきたいポイントを、投稿内容にフォーカスして解説します。

ターゲットに刺さる魅力的なコンテンツを発信する

多くのユーザーに拡散されたり、発見タブなどでレコメンドされたりする投稿は、コンテンツ内容がターゲットに刺さる魅力的なものです。そのため、フォロワー以外のユーザーに投稿を届けるには、コンテンツの内容にこだわることが大切です。

魅力的な投稿を作るには、具体的なターゲット像となるペルソナを明確にしたうえで、ユーザーのニーズを入念に分析する必要があります。例えばアパレル業界なら、自社商品を紹介するだけでなく、そのアイテムを使ったおすすめコーデや着回しアイデアなど、切り口を工夫した発信を心がけましょう。

ハッシュタグを積極的に活用する

フォロワー以外のユーザーに投稿を見てもらうためには、ハッシュタグの活用が欠かせません。インスタグラムのハッシュタグ検索を利用するユーザーは多く、ハッシュタグを付けるのと付けないのとでは、リーチできる範囲が大きく変わってきます。

ハッシュタグを活用するときは、必ず投稿内容と関連するタグを付けるようにしてください。例えば飲食店を経営しているなら、店舗がある地域名やメニューなどのハッシュタグを付けましょう。ハッシュタグの付け方については以下の記事で詳しく解説しています。

インスタグラムにおけるフォロワー転換率を伸ばす方法

インスタグラムのフォロワーを増やすには、フォロワー転換率も意識したい指標のひとつです。フォロワー転換率とは、アカウントにアクセスしたユーザーのうち、フォローにつながったユーザーの割合のことです。

アカウントへのアクセスが多くても、フォローされなければ意味がありません。ここでは、フォロワー転換率を伸ばす2つの方法を紹介します。

プロフィール内容を充実させておく

投稿からアクセスしたユーザーに「フォローしたい」と思ってもらえるように、プロフィール内容を充実させておきましょう。アイコンや説明文、ハイライトなどを工夫して「どのような情報を発信しているアカウントなのか」「フォローするとどんなメリットがあるのか」などがわかるプロフィールに仕上げるのがポイントです。

アカウント全体の世界観を統一させておく

アイコンから投稿内容まで一貫性を持たせて、アカウントの世界観を構築しておくことも重要です。スマートフォンでインスタグラムのプロフィールを開くと、9枚ほどの画像が最初に目に入ります。ここに統一感を持たせておくと、どんな投稿をしているアカウントなのかイメージしやすくなるので、運用前にルールを決めて投稿内容がブレないようにしておきましょう。

インスタグラムのフォロワー増加に役立つおすすめの投稿機能

インスタグラムには通常のフィード投稿以外にも投稿機能が用意されているので、積極的に活用してください。ここでは、フォロワー獲得に役立つおすすめの機能を2つ紹介します。

ストーリーズ機能

ストーリーズは、画像や動画をスライドショーのように投稿できる機能です。フィード上部のアイコンが並ぶエリアに表示され、アイコンをタップするとストーリーズが再生されます。

ストーリーズは投稿から24時間で非表示になってしまうため、残しておきたいストーリーズをプロフィールに常に表示しておける「ハイライト」機能の活用もおすすめです。ハイライトは複数作成でき、カテゴリごとにハイライトをまとめておくと、プロフィールをより充実させられます。ストーリーズ機能の使い方については以下の記事を参考にしてください。

リール機能

リールは、最長90秒の縦動画を作成・投稿できる機能です。リール投稿だけが表示される「リールタブ」が用意されていたり、発見タブ内にリールも多く表示されたりするため、フォロワー以外の目に留まりやすく新規フォロワーの獲得が期待できます。リールの投稿方法は以下の記事をチェックしてください。

その他インスタグラムでフォロワーを増やすための施策

投稿頻度や投稿内容について紹介してきましたが、ここではフォロワーを増やすためのその他の施策を紹介します。以下で3つの方法を紹介するので、チェックしてみてください。

運用ツールを導入する

フォロワーを増やすためには、こちらから積極的にフォローやいいねをする必要があります。しかし、これらを手作業で行うのは手間や時間がかかり、「わかってはいるけど実践できていない」という担当者の方もいるでしょう。

そこでおすすめなのが、運用ツールの導入です。運用ツールを使うと自動でいいねやフォローができ、作業を効率化できます。Autolikesはインスタグラム・Twitter(ツイッター)の運用を自動サポートするアプリで、新規フォロワー獲得に効果的なのでぜひ活用してみてください。

ツイッターなどと連携設定を行う

ツイッターなどインスタグラム以外のSNSも運用しているなら、SNSアカウント同士の連携によってユーザーの流入が狙えます。まずは、プロフィールの説明文に他のSNSアカウントのURLを記載しておきましょう。

SNSによっては、インスタグラムと同時投稿できるものもあります。例えばツイッターはインスタグラムと連携が可能で、インスタグラムのアカウント設定の「他のアプリへのシェア」でツイッターを選択して必要な情報を入力すると、同時投稿が可能になります。

広告配信する

インスタグラムには、広告配信機能も用意されています。フィードやストーリーズ、発見タブなどに出稿でき、ターゲット層のユーザーに的確に投稿を届けられます。広告ですが形式は通常の投稿と同じで、一般ユーザーの投稿の間に挿入されるため自然な流れで閲覧してもらえるのがメリットです。

インスタグラムの投稿頻度に関する注意点

最後に、インスタグラムの投稿頻度に関する注意点を3つ紹介するので、チェックしておきましょう。

投稿頻度が高いことが必ずしも良いということではない

投稿の間隔が空きすぎないようにすることは大切ですが、「投稿頻度は高ければ高いほど良い」というものではありません。投稿頻度を上げすぎると露出が増える反面、フォロワーに「しつこい」と思われるおそれがあります。

特に商品やサービスに関する内容を発信する場合、「売り込みをかけられている」などマイナスな印象を与えかねません。また、投稿が多すぎると内容が頭に入ってこないため、スルーされてしまう可能性も高くなります。

投稿する時間帯も意識する

投稿頻度に加えて、「投稿時間」も意識しましょう。ターゲット層がインスタグラムを閲覧する時間帯を想定し、その時間に投稿すると効果的です。例えばターゲット層が「働く女性」なら、通勤時間帯である「7時〜9時」に投稿してみてください。毎回決まった時間帯に投稿すると、投稿を見てもらいやすくなります。

投稿に対するデータの確認・分析は欠かさない

投稿頻度や投稿時間などを意識して投稿したら、本当に効果が出ているのか必ずデータでチェックするようにしてください。インスタグラムで投稿に対するデータ分析を行うには、「インサイト分析」を使います。インサイト分析を活用すると、リーチしたアカウント数やエンゲージメント、フォロワーの傾向など、さまざまなデータが確認できます。

インサイト分析は、プロアカウントでなければ確認できません。プロアカウントでない場合は、プロフィール設定の「アカウント」内にある「プロアカウントに切り替える」から変更しておきましょう。

インスタグラムは投稿頻度を意識して運用しよう!

効果的なインスタグラムの投稿頻度は、最低で2〜3日に1回程度が目安です。投稿頻度が高すぎても低すぎても良くないため、バランスを意識したアカウント運用を目指しましょう。

フォロワーを増やすためには、一方的な発信だけでなくユーザーとのコミュニケーションも大切です。効率的にユーザーとの接点を持つために、運用ツールを活用してみてはいかがでしょうか。

Autolikesはインスタグラム・ツイッターの自動運用アプリで、ターゲットユーザーに自動でいいねやフォローができます。「他の業務が忙しくていいねやフォローができていない」といったお悩みをお持ちの担当者の方は、ぜひご活用ください。